理事長あいさつ
水土里ネット印旛沼

令和2年5月1日













もどる

 新緑の候、組合員また関係各位の皆様には、
本土地改良区の運営に際し、日頃よりご理解
ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
 昨年は9月の台風15号による凄まじい暴風雨
により、長引く停電や多大な農業被害に見まわ
れ、10月には稲刈り後とはいえ台風19号そして、
21号と続けざまに襲来しました。
特に台風21号に伴う集中豪雨では、事務所の
雨量計でおよそ12時間で累計250ミリ以上を
観測し、沼水位は計画高水位を上回る過去最高
の4.28メートルとなり、流入する鹿島川、高崎川
の氾濫をはじめ印旛沼自体が危機的な状態と
なりました。

 運転中であった改良区の管理する排水機場は
水没の恐れのなか昼夜を徹した緊急対応により
その機能は守られましたが、ポンプ施設の水没
等による被災は71ヶ所を数えました。
復旧整備に要す最終的な地元負担の約四千万
円は、厳しい市区維持管理予算を使うことなく、
全額改良区資金で補填することとし、加えて関係
市町の助成を頂くことになり、ここに深く御礼申し
上げます。

 さて、現在、国営印旛沼二期事業により大型基幹施設の更新が進んでおり、いよいよ宗吾西機場が本年より併用となりました。
平成29年通水開始した宗吾北機場に併せ、多くの施設が統廃合され広大な受益構成となりますが、円滑な配水により水が潤うよう祈るばかりです。

 この他、担い手問題や進む耕作放棄地など課題が直面しているなか、新たな食料・農業・農村基本計画がこの3月に閣議決定されました。
この基本計画の基本コンセプトとして、人口減少が本格化する社会にあっても、食料・農業・農村の持続性を高めながら、農業の成長産業化を進める 「産業政策」と、多面的機能の発揮を図る「地域政策」を車の両輪として進めるものとしています。
また、関係団体の再編整備等として、土地改良区他の在り方についても検討するもとされており注視してまいります。

 ともあれ、土地改良区は、土地改良事業や維持管理を的確に行うことで、農業農村の振興に資するものと認識し 県営事業を前に調査設計を進める3地区ほか、数地区が基盤整備に向けて話し合いを進めています。
昨年度より農地中間管理事業の業務の一部を受託しているところですが、今後も地元より多くの声を上げていただきたいと思いますので 宜しくお願い致します。

 結びに、印旛沼地域の農業農村の持続的な発展のため、役職員一丸となり取り組んでまいる所存ですので、 皆様の更なるご理解ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。